✅システムエンジニアとしての私の強みと弱み

自己紹介

強み

根気のいる地道な調査を比較的苦に感じない

昔、中古車販売サイトの機能追加チームにいた頃、チームメンバー4人で、100を超えるすべての画面のソースコードの問題点を洗い出して1つ1つ改修をしていくという業務に携わったことがある。

その時、まず他のメンバーは調査をするだけで辟易としていた。

“git grep”コマンドで調べてほしいコードは事前にチームリーダーから連携してもらっていたのだが、その各コードを見てどうやって問題の有無を判断したらいいのか?というところから始まり、
問題有無の判断結果とその正当性を他のチームメンバーにどう共有する?ドキュメントのまとめ方は?問題を見落とさないようにするには?など、いろいろな問題を抱えていた。

1つ1つ判断すること自体は難しくなくても、あまりにも調べなければいけないソースコードが多すぎて、やっていくうちにどんどんみんなの気が狂っていっていた気がする。笑

1つ1つは簡単でも、量が膨大だと人は戸惑ってしまうと思う。
あーめんどくさいなー、これいつまで続くんだよ、早く終わらせなきゃ!という思考が出てくれば出てくるほど人は気持ちが乱れてくる。

もちろん私もまったく何も感じないわけではないが、結局は、本当に必要な時間はしっかりと確保して、必要以上に先々のことを考えすぎるのをやめて、ダラダラするわけでもなく、ただ淡々と、1つ1つこなしていくことが重要だと私は感じている。

そのあたりの思考の癖のコントロールの必要性をわきまえている分、地道で且つ頭を使う根気のいる業務を苦に感じないのだと思う。

記憶力がいい

私の記憶力が良い一番の理由は、自分の記憶力に頼らずちゃんとメモを取ることだと思っている。
ただ、元の記憶力はやはり良いので、メモを残しておいた場所を誰よりも覚えている。

電話番号はもちろん、クレジットカード情報(番号16桁、有効期限、セキュリティコード)を全部覚えているからネットショッピングがめちゃくちゃはやい。
あとなぜか人の誕生日も結構覚えてる。(それも自分よりも20歳以上上の方でも西暦まで覚えてる)

昔開発したシステムでもうメモにも残ってないようなものでも5年以内ならURLとかコードとかIDとかパスワードとか割と覚えてる。
おそらく私はこの記憶力のおかげで、チームメンバーの成果物のレビューをする時とか、あらゆる場面で、「あれ?なんかおかしいような」と思えて、事故を未然に防げる。

だから、フリーランス向け案件紹介エージェントに限っては、2年程度のブランクでまっっっっったく仕事が見つからないってことに驚愕した。
※紹介してもらえる仕事が少なくなるとか単価が低くなるとかは全然わかる、むしろそうであってほしい、でもゼロって!!!!?????
※ブランクOKが3ヶ月以内って、、、、、
※一番の問題は、『2年程度のブランク』と思わせられなかった私にあるんですがね

新人教育や大量の情報の調査など根気のいる仕事でもイライラせず落ち着いて対処できる

私がこれらの業務にイライラしにくい理由としては、最初の項目で挙げていた
思考の癖のコントロールの必要性をわきまえている分、地道で且つ頭を使う根気のいる業務を苦に感じないのだと思う。』
という理由も入ってくるし、
『大量の情報の調査』というのは最初の項目の内容ともかなり被るが、今回は別視点でもこの点について話したいと思う。

まずそもそも、新人教育にせよ、大量の情報の調査が、なぜ、多くの人をイライラさせるのかと言うと、
『自分のやったこと・頑張りが、目の前に形として現れにくいから』だと考えている。

システムを開発する、特にコーディングなどにおいては、自分のやったことがもろに世の中に、人の目につくところに現れる。
つまりは、自分のやったことが評価されるのが容易い。

それと比較して、新人教育というのは、
自分のやったことに対する評価を強く望んでいる人にとっては、新人くん・新人ちゃんの出来栄えによって自分の評価が揺るがされる(と思い込んでいる)ので、新人ちゃん・新人くんの出来栄えを監視するようになる。
自分の評価を脅かす存在である。だからイライラするのだと私は考えている。

そして、大量の情報の調査は、『調査をしただけでは世の中は何も変わらない(ように見える)』という点で、自分のやったことが世の中に見えづらく、ストレスを感じるのだと私は考えている。
特に、調査をした結果何もできることがなかったり何もする必要がなかった場合、「無駄だったじゃねーか!」と感じる人も多いだろう。

だが、私からすると、新人ちゃん・新人くんはただただ健気でまっすぐでかわいい存在だし、調査をした結果何もすることがなかったとしても、調査結果を誰が見ても理解できるような形で残しておけば、『調査結果』という財産を会社に残しておくことができる。

わかりやすい成果だけを追い求めて振り回されるのではなく、業務の必要性をきちんと見極めて理解することでこれらのストレスを格段に抑えることができると私は知っている。

なんとなくの画面イメージさえあればシステムを作り上げることができる

たとえばこのサイトとか

四柱推命
四柱推命のセルフ鑑定方法をご紹介。まずはご自身の命式を出力してみましょう。

このサイトとか

シチューうらない

私が1から作ったのですが、さすがに背景画像から部品画像はすべてお客様にご用意いただきました。(デザインするのが好きな方々で相性がよかったです。ほっ)

画像と、それぞれの画像の配置を、手書きでもなんでもいいので指定いただければ、形にすることができます。

弱み

技術力・知識が天才的なわけではない

もちろんPHP/Laravelなら大概のシステムや機能は開発できます。
ただ、企業によって開発環境がめちゃくちゃ複雑になっていたりして、あとは新しいもの好きでなんでも入れ込むような人がいたりして、そうなると私の力は並みになります。シンプルイズベスト。

なのでIT業界外の方から私個人宛にお仕事をいただいた時は、開発環境を最もシンプルな状態にします。
そうすればサクサク進められるので。

中3の時に数学の偏差値70突破して、その時「私は天才だ!!!」って心の底から思ったけど、大人になってから本当の天才は偏差値75や80なんだと気づいた時を思い出す。
なぜ複雑な状態の中でも完璧なものを作れるのか。私にはわからない…。

あとは、開発はできるんですが、ネットワークなどの知識はあまり多くないです。
昔職場の先輩で医者家系で育った方がいたのですが、本を1回読めば難しいネットワークのこともすぐに理解できる人がいてやはり天才の子は分野は違くても天才なんだなと思いました。とほほ。

環境によって自分の力を発揮できないことがある、人間関係において超ビビり

昔、超ベンチャー企業と面談をした時、
「要件定義もデザインも教えるからお願いだから入ってよ!!」
と言われて業務委託契約を結んだことがあります。

私は、下にも書いてますが、ゼロから何かを作り上げるのは苦手。というかできない。
あくまで、雑でもちょっとでもなんでもいいからある程度のイメージを作っておいておいてもらえればそこから完成までもっていくことはできる。

だが、「教える」「育てる」と言われたので、乗っかることにしてみた。

ところが、実際に指示されたことは、「とりあえず作ってみて」「とりあえずクライアントと打ち合わせしてきて」だけ。

でも、がんばりました。仕事なので。
とりあえず1歩でも進んで、あとは軌道修正してもらうしかない、と。

ひとまずクライアントとの打ち合わせの前にクライアントに質問することリストを作ってと言われたので契約先企業の社員さんに提出し、確認してもらい、GOが出たので打ち合わせに臨みました。

で、私はそのまま最初に作った質問リストを1つ1つ消化していったわけですが、打ち合わせが終わった直後にチャットで、「クライアントにそんなことを聞いてもわかるわけがない!有意義な会議になってない!クライアントが困ってたぞ!クライアントがあの顔をしたのはお前に呆れたからだ!」と散々言われたわけです。出会って2週間の、ほぼ知らない人に。

事前に予行練習した通りにやったのに散々怒られるばかりか、どこが悪いのかもイマイチわからず、結局のところ私は自分で自分に『クライアントを困らせるダメなエンジニア』というレッテルを貼るしかなかったのです。
結局それ以降その社員さんとの関係構築も上手くいかなかった、という過去があります。

相性が良ければIT業界外のお客様にも1人で対応することができるけど、攻撃的にこられると、なかなかそうもいかない………

どう頑張っても無理なスケジュールには対応しきれない、途中頑張ってみても頑張れば頑張るほど残念なシステムになる

先に挙げた『私は天才ではない』というところに付随します。
落ち着いて普通に開発するのが一番です。
落ち着いて普通に開発できればいいシステムができるし、過酷なスケジュールの中でいいパフォーマンスは発揮できません。

画面イメージのまったくないゼロベースでの要件定義やデザインが苦手

画面イメージがないと、、、引くほどチープな見た目したサイトを作ります!
※手書きでも汚くてもなんでもいいので、なんとな~くのイメージがあるだけで進められます。

以上です!お読みいただきありがとうございました!!

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